新亜光学工業のオートアイリス

アイリスには手動と自動がある

「アイリス」の機能は、手動で調節するマニュアルアイリスと自動的に調節されるオートアイリスとがあります。 撮影する場所の明るさによって微妙に調節する必要がある場合はマニュアルのものを、野外設置などで、時刻による明るさの変化に合わせて撮影する場合などはオートが用いられることが多いです。

新亜光学工業のオートアイリス

被写体を最適な状態で撮影するために必要な光の量を自動的に調整してくれるオートアイリス機能は、監視カメラあるいは防犯カメラといった周囲の光の量が変化しやすい場所に設置されるカメラには必須の機能です。 光の専門家である新亜光学工業のオートアイリスにはどのような特徴があるのでしょうか。

全ての光をアシストする新亜光学工業

カメラで撮影する際、光の入り具合はとても重要です。 撮影の際に光が足りなければ暗く映ってしまい、逆に光が入りすぎると、像が白飛びしてしまって、全然見えない、といったことになってしまうこともあります。 この時、光の調節をする役割を持つのが「アイリス」です。

美しい画像を撮影するためのキモ

新亜光学工業という会社は、「全ての光をアシストする」というスローガンを掲げ、レンズユニットを中心に、20年以上、光学機器製品の開発や設計を手がけています。
光学とは、「光」の持つ性質や物質との間での相互作用を兼研究する物理学の一つの分野です。
「光」はそれ自身は目に見えませんが、物質にあたり、反射し、目に取り込まれることで像を認識させることができます。
この性質を生かしたもの、例えば虫メガネのようなものも光学製品の一つといえます。
物体に触れることなく、特徴や変化を詳しく調べることができるわけです。
この特性に着目し、カメラや顕微鏡、医療機器や半導体製造装置など、様々な工業製品にいかされているのです。
新亜光学工業は、中でも、カメラのレンズやシャッターといった、像をクリアに撮影するために欠かせない部品の製造を得意としています。
シャッターを素早く、的確に動かすために重要なシャッターユニットや、光を最適な量に調整し、撮影するために必要なアイリスという部品において、高い評価を受けています。
特に、光の調節技術においては複数の特許を取得しており、その技術は世界レベルで評価されています。
日々の研究により結実した技術を元に、海外の企業とも広く取引をしているので、その製品は広く名にとどまらず世界の各地で利用されています。
ここでは、数ある製品の中で、特に評価の高い「オートアイリス」について、深く掘り下げていきます。